医療情報学会に参加してきました。

 11月20日(月)~11月23日(木・祝)の4日間、グランキューブ大阪で医療情報学会が開催されました。

 毎年春と秋に開催されるのですが、「医療業界から離れたものの、大阪で開催されるんだし、一度足を運んでみるか…。」ということで、1日だけ参加してきました。
 学会とは言え、会員でなければ参加出来ないということはなく、会員よりは高いですが、参加費を支払えば参加出来ます。事前払込も出来ますが、当日現金払いでした。
 事前にHP上でスケジュールは公開されていましたので、参加前からどの公演を聴きに行くか、どのブースを見に行くかなどをあれこれ考えていました。

 最も気になるのが、ランチョンセミナーです。昼休みの時間帯に各社プレゼンを行います。「ランチョン」ですから、当然のことながら弁当がついてきます。ここでランチョンセミナーに申し込もうが申し込む
まいが参加費は一緒です。ならば、参加しない手はない!ということで、お目当てのセミナーを決めました。
 ランチョンセミナー参加には整理券をゲットしないといけません。その整理券配布が当日8:00からです。
 学会自体のプログラム開始時刻は8:30ですが、会場に到着した7:45時点では多くの参加者が受付を済ませていました。(人気の高いランチョンセミナーの整理券ゲットのために早く来られている方々もおられました)

 参加したのは21日(火)で、ポスター発表を見たり、講演をいくつか聴いてきました。(そして、関連企業展示ブースも合わせて覗いてきました)
 当日は、私自身が専門としている情報セキュリティ・ネットワーク関連の講演とポスター発表を可能な限りセレクトしました。当然ですが、医療業界独自の話題も存在しました。

 最近のトレンド(!?)になるのでしょうか、地域医療連携で同一医療圏内・あるいはもっと規模の大きい同一都道府県内にある医療機関同士を接続する地域医療連携ネットワークに関する話題も複数取り上げられていました。
 セキュリティ面的観点としては、「院外の医療機関と情報連携する場合にどうするか?」ということが問題としてありました。従来はFAXを使ったり、院内で抽出したデータをCD-ROMに焼いて、患者さんに手渡して相手先医療機関に持参してもらうというような形を取っていました。
 個々に接続するとした場合でも、「電子カルテはインターネットとは接点を持たせない」「外部との接点を一切持たせない」というスタンスでしたので、どうしても前述のようなアナログな手法を取らねばなりませんでした。

 そこで注目されてきたのが、地域医療連携ネットワークです。IP-VPNやインターネットVPNなどを使って、セキュリティを担保した基幹ネットワークを構築してあります。各医療機関は自身と地域医療連携ネットワーク間をIP-VPNやインターネットVPNを使って接続することで、安全に各医療機関と情報連携が可能になるという仕組みです。

 このあたりの詳しいお話は次回に譲ることにします。今回、アライドテレシス主催のランチョンセミナーに参加してきました。大まかな内容ですが、医療機器のIoT化とそれに伴うIPv6化の進展、IoT化に伴ってどのようにして院内のセキュリティを確保するか?といった話題が中心になりました。前半はアライドテレシスの中の人の講演で、後半は福井大学医学部の山下先生の講演でした。因みに山下先生は医療情報業界界隈では有名な先生でもあります。
 今回の内容に関して、もう少し詳しいお話は次回書いてみようと思いますので、少々お待ち下さい。

 大規模病院や大学病院だと、医療情報に関するITの専門家が複数名おられることが多いですが、規模が小さくなると、なかなかそこまで手が回らずに、情報セキュリティやネットワーク等の院内情報基盤の管理や企画をちょっと詳しそうな事務職員に投げるというケースも少なくないようです。このブログをお読みになった院内の情報セキュリティや情報基盤に関して不安をお持ちの医療機関の方、御相談お待ちしております。

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