MXレコードについて(1)

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 15日(日)に情報処理技術者試験を受けてきました。その関係で、直前は仕事以外の時間の多くを試験勉強に割きましたので、ブログ更新が滞ってました。<(_ _)>

 さて、今回はMXレコードについて少し書いてみます。以前、DNSに関してもちらっと書いたような気もしますが、そのうちの要素の一つでもあります。DNSというと、「ホスト名(FQDN)とIPアドレスを相互に対応付けする仕組み」という風に語られることが多いです。これらはAレコード(ホスト名(FQDN)に対応するIPアドレスを返す)と、PTRレコード(IPアドレスに対応するホスト名(FQDN)を返す)に該当します。
 MXレコードは別の用途として用いられます。Mail eXchangeの略で、送信元メールサーバが当該メールサーバに届けるための情報を返します。

 たとえば、hoge@example.jp というメールアドレスがあったとします。このメールアドレスに送るために、どのメールサーバへ転送すればいいかという情報を提示するのがMXレコードです。
 具体的には以下のように記述します。(BINDの例)

@ IN MX 10 mail.example.jp.

 この場合の「@」はexample.jpドメインを指します。(通常は省略されます)「example.jp宛のメールはmail.example.jp.に配送して下さい」ということを表現しています。
 なお、mail.example.jp.となっているのは、mail.example.jpと書くと、mail.example.jp.example.jpと解釈されることを防ぐためです。

 今まではこのようなケースが一般的でしたが、最近ではウイルスチェック&SPAMメールチェックのクラウドサービスを利用するケースが増えてきました。その関係で、MXレコードをクラウドサービスに向けるというケースも多く見受けられるようになりました。クラウドサービスをvirus-check.example.comとすると、書き方としては以下のようになります。

@ IN MX 10 virus-check.example.com.

 MXレコードの先は必ずしも自組織を向いているとは限りません。この場合、virus-check.example.comがMXレコードを参照せずに、直接mail.example.jpに配送します。(MXレコードを参照するとループを起
こしますので)

 この続きや、MXレコードに関する他の事例に関しては次回説明します。少々お待ち下さい。
MXレコードについて(1)

ネットワーク・情報セキュリティ関係を主に担ってます。情報処理安全確保支援士登録してます。医療関係情報基盤にも携わってました。小規模NW構築や情報セキュリティ関係講師経験あります。医療情報関係の連載執筆経験もあります。

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